top of page
第1志望合格の濱川学院  | 君の成績をぐんぐん伸ばします!  | 香川 高松 塾 予備校

第19回 リベラルアーツ講座

  • 4月2日
  • 読了時間: 2分

8月7日、「学校では決して受けられない国語の授業」として京都の私立高校の教諭であり、ポッドキャストや芸人活動など多方面で活躍されている佐薙ナギ先生をお招きしました。


なんと教材は、佐薙先生自身がこれまでの人生で書いてきた作文そのものでした。




教材は俺。文章から浮かび上がる人物像を追う

講座の前半では、佐薙先生が小学6年生、高校2年生、そして30代の時に書いた3つの文章が提示されました。


生徒たちはこれらのテキストを読み解き、佐薙先生がどのような人物なのか、どんな価値観を持って生きてきたのかをグループで推察していきます。


単なる読解に留まらず、言葉の使い方の変化や視点の移り変わりを分析。生徒たちは、書かれた言葉の向こう側に一人の人間としての佐薙先生を思い描き、独自の物語を構築していきました。



どんでん返しの結末と、崩れる思い込み

しかし、物語はここで終わりません。後半、佐薙先生が当日書き上げたばかりの4つ目の文章が投下された瞬間、会場の空気が一変しました。


それまでの3つの文章から作り上げてきた「佐薙先生像」が、この最後の文章によって鮮やかに覆されたのです。


佐薙先生と作中の主人公は同一人物であるという、私たちが無意識に抱いている思い込み。それが崩れ去ったとき、生徒たちの思考は一瞬止まり、そこから新たな意味を見出そうとする猛烈な知の組み換えが始まりました。


フランスの哲学者ロラン・バルトが提唱した「作者の死」という概念。


文章は書かれた瞬間に作者の手を離れ、読者の解釈によって自立していく。この難解な文学理論を、生徒たちは自らの驚きとともに体験的に理解することとなりました。



受験の先まで生きる思考力を、高松の地で

今回の講座を通じて生徒たちが得たのは、単なる知識ではありません。


共通テストや総合型選抜入試で求められる、多角的な資料分析や推論の力、そして自分の思考プロセスを客観視するメタ認知能力です。


目の前の文章を鵜呑みにせず、語られていることは真実なのか、それとも誰かに向けた騙りなのか。こうした批判的な視点と深い洞察力は、大学入試はもちろん、その先の複雑な社会を生き抜くための大きな武器になります。



濱川学院では、これからも高松市の塾・予備校という枠を超え、生徒たちの知的好奇心を刺激し続ける場を提供していきます。次はどんな未知の世界に出会えるのか、私たちも楽しみにしています。

コメント


第1志望合格の濱川学院  | 君の成績をぐんぐん伸ばします!  | 香川県高松市の塾・予備校
  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube

© 2023 by HAMMER ACADEMY

bottom of page